ここにきたあなたは、毎日どれぐらい
睡眠時間を確保していますか?
どうしてこんなことを聞くのか。
今日、
たまたまちょっとだけ観た番組で
「成功者は睡眠時間が長い」
という特集をやっていました。
一見すると、
“睡眠時間が長ければ長いほど
成功する可能性が高くなる”
と言っているように聞こえる。
睡眠時間の長さ=成功する可能性の高さ
有名なのが、大谷翔平選手だ。
彼は1日10時間以上寝るという。
周知のように、めっちゃ稼いでいる。笑
大谷翔平選手だと
ちょっと次元が違いすぎて、
本当かどうかもわからないですね。
とはいえ、
ただ、単に長く寝るだけで成功できる
わけではないのはすぐお分かりだと思う。
ここで、ちょっと考えてもらいたい。
人はみな平等で1日24時間という時間を
与えられている。
仮に毎日8時間寝たとすると、
人生の1/3は寝ているということになる。
単純に、行動できる時間は2/3である。
それ以上睡眠をとる人は、
当然使える時間がそれ以上に少なくなる。
行動する時間が少ないのに、
成果を出して、成功している。
この一見すると矛盾する事実のカラクリは
なんなのか。
というところを考えてほしいと思う。
例えば、大谷翔平選手の1日。
分かりやすく日本のプロ野球の時間で考える。
18:00プレーボール
21:00試合終了
23:00帰宅
25:00就寝
11:00起床
13:00球場入り
厳密にはわからないけど、たぶんこんな感じ。
睡眠10時間、球場にいる時間が10時間。
残り4時間しかない。
結論から言えば、
全く無駄な時間を過ごしていないのだろう。
全てが”野球”を中心として生活していて、
寝るのも野球のため。
もちろんアスリートだから、
身体への負担も一般人よりはるかに大きい。
だから睡眠時間を多く確保する必要がある
という理由もあるかもしれない。
リラックスする時間はあると思うが、
それでもダラダラ過ごす時間はないのだろう。
大谷翔平選手はプロの野球選手だから、
野球がビジネスとなる。
野球を中心に考えるのは当たり前である。
だとすると、
ビジネスをしようとしている人は、
ビジネスを中心に考えて1日を過ごして
いかなくてはならないと言える。
極端に言えば、
寝ている時間以外は、
ビジネスと向き合い、実践し、
どうすれば成果が出るかを常に考える。
そのように活動することで、
睡眠時間を確保できる。
それが、良質な睡眠をとることにも繋がり、
次の日のパフォーマンスの向上に繋がる。
そのサイクルを積み重ねることが
成功への近道だと思った。
ただ、長く寝れば成功できるというのなら
みんなやっている。
実際は、
睡眠時間を削るほど頑張っている人たちが多く
それでも会社から評価されなかったり、
給料がなかなか上がらなかったり、
というのが悲しい現状ではないだろうか。
残業ありきの給与体系だったり、
残業することが頑張っている感を出すような
会社組織だったりするところもある。
サラリーマンは、ただでさえ拘束時間が長い。
8時間労働としても、拘束時間は9時間ある。
さらに、行き帰りの通勤時間がある。
片道1時間かかるとすれば、往復2時間。
会社に関する時間だけで、1日11時間費やしている。
それでも、睡眠時間を確保することを
最優先に考えてみると、
おそらく、
自由時間の過ごし方が変わってくると思う。
ダラダラとスマホを見たり、ゲームをしたり、
いわゆる”無駄”と言われる時間を
過ごさなくなると思う。
だとすると、
長く寝ることは成功への第一歩というのは、
あながちウソではなさそうだと思う。
「寝る時間を惜しんで」というのが
日本人の美徳とされてきた感があるが、
時代錯誤も甚だしいし、健康的じゃない。
睡眠時間を確保することが、
時間を上手に使えることに繋がって、
日々のパフォーマンスが向上するなら
やらない手はない。
その代わり、
起きている間は、ほぼほぼビジネスのことを
考えることが前提となる。
それでも成功に近づくのであれば、
やってみる価値はあると僕は思うけど、
あなたはどう思いますか?
試しに1週間やってみれば、
何かが変わるかもしれませんよ。
何にせよ、まずはやってみましょう!
では、また。