ここのブログでずっと書いてきましたが、
4月からWEBマーケティングを学んでいます。
もう6か月が過ぎたことになりますが、
今日、その神髄を垣間見た。
それは、たぶん、
6ヶ月しっかりと学んできたからこそ
腑に落ちたような気もする。
学びたてのころに教えられても、
「そうなんだ」
で終わっていたのかも知れない。
じゃあ、それは何なのかというところだが、
備忘録としてここに書き綴ることにする。
今まで、セールスを学んできた。
ロープレを繰り返し、
顧客の必要性や行動に移る感情が動く
きっかけやタイミングをつかんでいく
トレーニングを行ってきた。
いわゆる”顧客心理”をつかむトレーニング。
それが理解できないと、
商品を販売することができない。
商品を販売することができなければ、
売上があがらない。
売上があがらなければ、収入が発生しない。
ということは、稼げない。
つまり、
販売できるスキルを磨くことから、
マーケティングは始まる。
ということを愚直に行ってきた。
それは、間違いではない。
ただ、そこがゴールでもない。
じゃあ、
何のためにセールススキルが必要なのか。
そもそも、マーケターというのは、
商品と顧客を結び付けることを生業とする。
商品を欲する人たちを対象として、
セールスを含めたプロモーションや
コマーシャルを施し、
商品の売り上げに貢献する人である。
明確な顧客層の狙いを定めて、
販売促進や広告・宣伝を行う人たちだ。
つまり、
ターゲッティングと集客。
マーケターは、これに尽きると言える。
集客は、単に人を集めればいいわけではない
ことはお分かりだと思う。
「その商品に興味がある」
「それいいな」
と思う人を集めることが大事になる。
10000人集めて10人しか売れないのと、
100人集めて10人に売れるのとでは、
同じ10人でも成約率が大きく変わる。
当然、10000人に広告することより、
100人に広告をするほうがコストが低い。
そう考えると、
成約率だけでなく、コスパもよくなる。
だとすると、
誰に向けたメッセージを発信するかということ
も非常に大事になってくる。
だから、明確に狙いを定めた
ターゲッティングも必要になってくる。
今回、僕が紹介している
『世界で一番簡単に収益が稼げる仕組み』を
商品としてみる。
ターゲットとして狙うべき顧客層は、
どこの誰でもというわけではない。
未成年や外国人にはハードルが高い。
お金に相当な余裕のある人も除外。
狙うべきは、
『今お金に困っていて、近い将来に向けて
どうにかしていきたい人たち。
特に、僕と同じぐらいの年代で、
お金に余裕がなく、
過去にインターネットビジネスで失敗した
経験のある人』
となる。
そういう人たちに向けて、
訴求効果が高く、この仕組みに取り組んで
みようかなという人を集めることができれば、
成約率は高まる。
誰かが集客したお客さんは、
その誰かに興味を持ってきた人たちであって、
僕に興味がある人たちではない。
もちろん、そういう人にセールスすることが、
自分のスキルの向上に役立つのは間違いないの
だけれども、成約できるかどうかは微妙だと
思う。
トヨタに興味を持ったお客さんが、
一応日産も見ておこうと思っても、
やっぱりトヨタに戻る。
希望車種はホンダのシビックのタイプRで、
色がホワイトでどのグレードで、
さらにどこの販売店で、
というところまで考えているお客さんなら、
販売店の店員が最悪でなければ買いますよね?
(車に詳しくない人はすみません)
そういう状態に持っていくことが望ましい。
そのために、
このブログを書いているわけでもあり、
セールスのトレーニングもしている。
おこぼれのお客さんを拾うことも大事だけど、
自分で集めたお客さんにセールスをする。
それは、マーケターとしての本来の姿であり、
目指すべきマーケター像だと思う。
そこで自分の商品があれば最強だけど、
実際はまだそこまではいっておらず、
それはもう少し先の話だと思うが、
販売と集客ができれば、グッと近づくことになる。
何のためのセールスなのか。
セールスの確率を高めるためにどう集客するのか。
これらはどちらが先でも、
どちらが重要でもなく、
実は両輪である。
ということに気付いた話でした。
WEBマーケティングを学んでいるということは、
WEBマーケターの端くれである。
WEBマーケターであるということは、
マーケターでもある。
マーケターの神髄を垣間見た日であり、
今まで学んできたことが結び付いたような感覚
を得た日でもあった。
さらに学びが深まったことに感謝したい。
では、また。