“目標”と”実感”と”継続”
何かを始めるとき、
また何かを始めようかなと考えたとき、
必ず目標を設定するはず。
その目標が達成されたときの姿をイメージするだろう。
そのためにがんばろうと思うはず。
その最中には、さまざまな困難が待ち受けているのだが・・・。


そこで、目標を設定する際に考えてほしいことがある。
というか、当たり前の話ではあるのだが、
“いつ”
“何を”
“どれぐらい”
という大目標の設定である。
その道中に小さい目標を設定し、
クリアし続けると大目標を達成できる。
それを達成するために、
“どうやって”
実践していくのかということになる。

僕の例で言えば、
今年の4月に設定した目標が、
「1年でトータル50万円WEBマーケティングで稼ぐ」
という目標である。

単純に考えれば、
毎月42,000円稼げれば達成できる。
ところが、始めたばかりで稼げるわけもない。
というか、半年経った今でさえまだ稼げていない。
実質、6か月で50万円稼がなくてはいけない状態である。
ただ、こうなることは想定の範囲内でもある。

こういった目標というのは、
最初は数字が動かないものだからだ。
“数字が動かないこと=効果がない”
と思ってしまい、継続することを辞めてしまう。
といった経験がある人も多いのではないだろうか。

これらは、何かに挑戦する人あるあるだと思う。
目標に向けた歩みが、
直線的なグラフで描ければいいのだが、
どうしても最初は傾きが緩い直線になる。

もっと細かくいうと、
上がったり下がったりを
超短期間で繰り返しながら、
本当に微々たる変化を繰り返していく。

ダイエットの例が分かりやすい。
例えば、1か月で5kgのダイエットを試みる。
最初は、何百グラム減ったり増えたりを繰り返し、
その都度一喜一憂することがあった人も多いだろう。
ところが、2週間ぐらい経ったときに、
気付けば当初の-2kgぐらいで
増減を繰り返すようになっていることに気付く。
このあたりから効果を実感できるようになってくる。
そこから最後の1週間で一気に目標数値に届く
という数字の動き方になる。

つまり、最初は緩やかで、
効果が出ているのかどうかがわからない状態が続く。
そして、あるあたりから一気に効果が現れてくる。

設定した目標に到達するためには、
このような動きを想定した数値目標を
設定することが求められるということ。
だから、ちょっと実践しただけで効果がないとか、
目標に届きそうにないとか思うのは早計である。

どんな目標であれ、具体的な数値を伴うはず。
最終的な目標を達成するためには、
どの時点で、どのぐらいの数値
になっているのが望ましいのか、
そのために何をしなければならないのか、
どれぐらい取り組む時間を確保できるのか、
といったところを設定してみる。

そして、実践していけば、
計画通りに数値が動いていかないことも
往々にしてある。
そこは上方だろうが下方だろうが、
柔軟に設定数値を変えていけばいいと思う。

先ほど、僕は
「6か月で50万円を稼がなければならない」
と書いた。
今は、その目標を変えようと思っていない。
なぜなら、まだ稼げていないが、
稼げるようになりそうだという実感があるからだ。

このように、目標に近づいている実感を得ることは継続する力になる。

もっとも大切なことは、続けることなのだから。