人は必ず”誰か”に”何か”を売っている
これは、僕がWEBマーケティングを
始めようと思ったきっかけの言葉。
考えたこともなかったし、思ってもいなかった。
でも、考えれば「確かにそうだな。」と思った。

言い換えれば、誰でも売れるものを持っているということ。

その武器を顧客に提供しているのだが、
そこには会社という仲介者がいる。
給料そのものを会社からもらっているので、
そういう感覚がない人が多いかもしれない。
サラリーマンなら聞いたことあるセリフだが、
「どこからお給料をもらっているんですか?」という話になる。
「お客さんからいただいているんだ」
と思ってほしいがための問答である。
辿っていけばお客さんからいただいていることになるわけだ。
しかし、実際は会社からもらっている。

ここの考え方にビジネスのカラクリがあるように思う。

それって、自分がお客さんに対して
スキルや知識を提供した対価なのだが、
とかくサラリーマンは時給や日給で換算してしまう。
アルバイトやパートも時給。
だから、労働時間を会社に提供して
お金を稼いでいる感覚になってしまう。
時間を切り売りする働き方という感覚。
これがいわゆる”労働収入”ということになる。


長くいれば、偉いのか?
短い時間だと仕事をしていないのか?
最近は早く帰れと言われる。
早く帰ると、もう帰るのか?と言われる。


何が正しい??となる


何が正しいのかは人それぞれだし、
所属する組織によるところもある。


何が言いたいのかというと、
本質として、人は時間を売って
お金を稼いでいるわけではないということ。
そこの認識を持てるかどうかが、
この先お金を稼げるかどうかが変わってくると思った。

確かに、僕自身もそういう考え方を持っていた。
勤務時間の中で、いかに効率的に仕事をこなしていくか、
いかに短い時間で終わらせるか。
同じ給料なら、早く帰れるほうがいい。
と思っていた。
この仕事の仕方が悪いわけではないが、
これでは頭の中が時間になっていることになる。


つまり、誰でも お金をいただけるだけのスキルはある。
その金額の大小はあるかもしれないが。
ということは、人は誰でも
“売れる”コンテンツを持っている。
その人しか持っていないというものは 少ないかもしれないが、
そのコンテンツをほしい
と思っている人がいるかもしれない。


ただ、今のままでは相応の価値で
提供できないかもしれない。
そのままでは”ほしい”と
言ってくれる人が少ないかもしれない。


それを磨くことができれば、
商品やサービスとして提供できる可能性がある。
商品やサービスをほしいという
お客さんが集まるようになる可能性もある。
そうすれば、立派なコンテンツビジネスとなる。
それがインターネットであれ、リアルビジネスであれ。


労働収入が悪いわけではない。
労働収入でお金を稼いでいる人がほとんどだ。
しかし、それでは限界があることを
みなさん薄々気付いているのではないだろうか。


物事は考え方次第でいかようにも変えていける
ということをここでは書いてみた。