“国会議員”とインターネットビジネス
今日、自民党総裁選があり、
石破さんが5度目の挑戦で、
念願の総裁に選出されたようです。

国民が投票できる選挙でもないのに、
9名が立候補するという前代未聞の選挙で、
毎日毎日ニュースで取り上げられて、
日本の新リーダーが決まりました。

石破さんは防衛大臣のイメージが強いなぁ
という個人的な印象です。

国会議員と言えば、
最近の国会の答弁などで、
よく耳にしたセリフがあります。

「まずは信頼を回復し、~していく所存です」

岸田総理をはじめ多くの自民党議員が
口を揃えて発する、決め台詞のようでした。
裏金問題で信頼を失ったということなのでしょう。

この”信頼の回復”という言葉。
“回復”というからには、元の状態に戻る
という意味になる。
ということは、”信頼”されていた
ということになる。

自民党って信頼されていたんですか?
政治家って信頼されていたんですか?
と、個人的に思ったんです。

元々信頼されていない(というイメージ)なのに
回復っておかしなこと言うなと。

じゃあ、なんで信頼されていないのか。
今回の裏金問題以前から、
政治とカネの問題はずっとあって、
そのたびに信頼を失ってきたと思っています。

それもあるけど、一番の要因は、
「何の仕事をしているかわからない」
と多くの国民は思っているからだと思う。
何をしているかわからないけど高給だし、
政策活動費も支給される。
よく理解されていないから信頼もされにくい。

一般の人が働く仕事は、
だいたいイメージできるし、
誰のために仕事をしているかもわかりやすい。

飲食店は食事を作って提供する。
車屋さんは車の販売や修理をする。
工場は何かを作る。
物流は何かを運ぶ。
漁業は魚を獲って、卸す。
などなど。

一方、国会議員の主な仕事は、
法律を定めることなんです。
ちなみに、政策を決めるのは内閣です。
内閣は国会議員が主に務めるけど、
国会とは別組織という位置付けです。

細かい数は覚えていませんが、
年間で相当な数の法律が制定・改定されている
とのこと。
それが決まれば、一定期間公示してから施行される。
ただ、その情報を一般の国民は知らない。
注目される法律が変わった場合に、
ニュースなどで報道することによって
認識する場合もあるが、ごく一部である。

じゃあ、誰のための法律なのか。
困っている国民のための法律なんです。

国会議員は、地元の代表です。
地元に戻って、支援者や後援会の方々との話で
何に困っているのか、どうしていくのがいいのか、
などの話を聞いて、法律案を考える。
だから、困っていなければ恩恵を受けない。
関係ないことはないんだけど、
自分とは関係ないと思っているところで
法律が定められてもどうでもいいし、
そもそも法律を知らない人が多い笑

つまり、僕たちの代表というか、
代理で国会で法律を作っている人たちであり、
何十万人の代表として国会に上がる人が
国会議員です。
国のために仕事をするのだけれども、
回り回って地元のためにもなっている。

繰り返しますが、
その恩恵を受けていないと感じる人が多い。
だから、ホントはめちゃくちゃ忙しいのに
「仕事をしていないのに給料が高い」
と思われている。

一生懸命国民や地元の人のために
仕事をしている。
困っている人たちが
よりよい生活ができるようにと
日々頑張っているのが
国会議員です。

これって、インターネットビジネスも
似ていると思ったんです。
どこにいる、誰かわからないけど、
困っている人がいる。
その人を助けたいと思うから、
商品やサービスを提供する。

僕たちが書くブログの向こう側には、
何千万人という人がいる。
その中で、必要だと思う人がどれほどいるのか。
その中でも、これがないと困るという人が、
どれほどいるのか。
そういう人たちに届くブログに
なればいいなと思っています。

国会議員みたいに
「何をしているのかわからない人」
と思われないように頑張ります。笑