いつやるの?”今でしょ”
有名な林修先生の言葉です。
ご存じですよね。

もう何年前ですかね。
東進ハイスクールのCMで流れていたセリフです。

受験勉強における問いかけだけど、
それは何にでも当てはまるんじゃないですか。
受験勉強をいつから始めるんですか?
明日?
来週?
来月?
いやいや今からでしょ。
ということです。

何を始めるにも遅すぎるということはないけど、
受験勉強に関しては期限が決まっている。
試験日が決まっているわけだから、
それに間に合うように、かつ合格できるように
取り組まなければならない。
だったら始めるのは早いほうがいいという話です。

今、何かを始めようかなと思っているなら、
当然今動こうとする。
今動こうとするけど、
「やっぱいいか」とか、
「明日からにしよ」とか
思う人もたくさんいる。
さらに言えば、
そのうち何か始めようと思っている人は、
そのまま始めない、
というのが往々としてあるかな。


だから、「今でしょ」です。

今、何かを変えたいなら、”今すぐ動く”んです。
そのうち何かをしたいなら、”今すぐ始める”んです。
そして、始めたことを続けていく。
この積み重ねが大事なんだけど、
まずは”今始める”ことから始まるんです。

例えば、勉強。
まずは、机に座ってみる。
マンガ読んじゃうかもしれないし、
ぼーっとするかもしれない。
それでも、
勉強しなくちゃという気持ちがないと机に座らない。
机に座り続ければ、
30分でも15分でも勉強を始める可能性がある。
これが、ソファーに寝転んで、
テレビ観てても絶対に勉強は始まらない。


始めるきっかけになる行動を起こすんです。

ジョギングしようと思うなら、
まずは着替えて外に出る。
トレーニングなら、とりあえずジムに行ってみる。
などなど。

まずは、今始めてみること。
始めてみないことには、
何も始まらないし、
何も変わらないわけです。
何かを変えようと思っているなら、
始めないと変わらないわけです。
変わるためには始めないとダメなわけです。


そこで出てくるのが、
「忙しい」という謎の言い訳。
みんな忙しいんです。
ヒマな人はいないんです。
そんな中、やりくりして、
時間を確保していくことも求められる。
求められるというと大げさだが、
本気でやろうと思うことがあれば、
それに時間を割くはず。

子どもがゲームをするのと同じ。
ドラマを観る女性が多いのもそれと同じ。

これは好きだ、
このためには時間を惜しまない、
ということを中心に時間を確保するんです。


今の状況を変えたいと思うなら、
そうなるための時間を作ってみて、
まず始めてみませんか?
それを続けていけば、
少しずつだけど必ず何か変化が現れてくる。
最初は無理やり時間を作っていたけど、
なんだか楽しくなってきたとか、
その時間を確保するのが楽になってきたとか、
得るものが出てくる。

だから、
いつやるの?”今でしょ”
が的を得ているという話でした。